ミラノでの修業中に出会って以来、私はディ・チェコを使い続けています。 その理由は、しっかりとした歯ごたえのアルデンテ。細いカッペリーニで比べてみれば一目瞭然です。 冷製にしても持ちがいいのがうれしいですね。
その日仕入れた材料を眺めながら、どんなパスタを作ろうかと考える。 そんなふうに、旬の素材をシンプルに活かしたメニューが私のスタイル。 だから、使うパスタも品質に信頼のおけるディ・チェコと決めています。
イタリアで修業していたときからずっと使っているほど、ディ・チェコには愛着があります。 変わることなく安定した高い品質が信頼できるうえ、 日本人好みのデリケートな味にもマッチするのがその理由です。
ディ・チェコは粉の風味がしっかりと活きていますから、 麺そのもののおいしさを主張できるんです。 一緒に用いる具材の繊細な味と香りのバランスを取りながら料理するのが、 このパスタのポイントですね。
デュラム小麦に最適な気候と土壌のイタリア。 本物のパスタの味わいを作り出すために、ディ・チェコはデュラム小麦、 なかでも特に優れた品質のものを使用しています。
選び抜いた小麦をていねいに粗挽きし、灰分の少ない良質なセモリナ粉に。 それをじっくりと練り上げ、パスタ生地を作っています。 工場が近代化された今でも、工程ひとつひとつに込めれた味へのひたむきな姿勢は変わりません。
収穫地や年ごとに味に微妙な差が出るデュラム小麦。 そこで、20~30種にもなるデュラム小麦をブレンドすることで、均一した品質を維持しています。 この絶妙な配合の割合を取り仕切るブレンダーの存在も、おいしさの理由のひとつです。
パスタ表面にザラツキがつくブロンズダイスで成型するのが、 抜群のソースの絡みの良さの秘密。そして、長時間乾燥・熟成。 こうして豊かなアルデンテのディ・チェコが完成します。
原料へのこだわりは、小麦だけに止まりません。 製造の工程で使用しているのは、ベルデ川の自然水。 アブルッツォ山岳自然公園にそびえる秀峰モンテ・アクアヴィーヴァを源とするこの水が、 小麦のうまみを存分に引き出します。